「整える11」小さな暮らしに変えてわかった本当に必要なもの~捨てるべきは執着だし、持つべきは軽いもの~軽量化を図ろう【風景・小さな暮らし】

【ブログ新規追加566回】

大型の3LDKから少し大きめキッチンのある2DKに移り住んで早や7年。その間にわたしの母や夫の両親を看取り、親達の残した家を家じまいしてきた。

家じまいをせず、残された家を引き継ぐことも可能だったが、何しろ大きな家や古い家はもう、わたし達夫婦にはまったく「興味のない必要もない」ものだった。

だから、家の広さや狭さって、そこに住む人間の人数だけ必要なだけだと、こんなあったりまえの原理が肌身で分かった7年間だった。

もう、無用な空間はいらない。

現在の住まいに住み替えるにあたり、たくさんのものを手放した。勢いづいて手放し過ぎたかもしれないが、今の自分たちに本当に必要なものを知るいい機会となったのは言うまでもない。

料理の道具なども、亡くなった母が愛用していた鉄鍋やフライパンは我が家で再利用している。それももう6年が経ち、そろそろ買い替えの時期だ。

新しく買うならどんなものでも軽いものを

買うからには大事に使えるものを選びたい。一番のポイントは「軽さ」じゃないかしら?

もう、年齢を重ねるたびに思うことは、持ち物の軽量化を図らなければいけない!ということばかりだ。

重いものは必然的に使わなくなるし、重いものは生活を豊かにしてくれるものに囲まれたいわたし達にとっては不要なものでしかない。

「大きいものより小さいもの」「重いものより軽いもの」この2点が今の暮らしを支える基準なのだ。

道具を選び抜いたら、まったく使わなくなったものはこれ!

使う時に疲れない物選びを最優先にすると、まったく使わなくなった物が出てきた。

例えば「掃除機」とか。

小さな暮らしには軽くてサッと使える、ほうきと塵取りのセットがひとつあれば掃除は万端だ。

狭い部屋は掃除機よりもほうきのほうが各段に小回りが利き、いつでもきれいにしておけるし、「掃除機の内部に埃りやゴミを放置したまま置いておく」あの感覚がどうも苦手なの(笑)

体力が低下する世代になって、生活の楽しみ方も大きく変化した

持ち物だけでなく、体調や体力の変化に伴って、暮らしの楽しみもずいぶん変わってきたと思うこの頃。

わたしの一番の趣味は「トレッキング」だ。軽装で野山を歩き回るという極シンプルなアクティビティが好きで仕方がない。

トレッキングにも数々のスタイルがある。登山使用でテントを積んだヤドカリスタイルや、究極まで荷物を減らし、衣服やメモ帳まで軽量化を図るウルトラ・ライト・ハイクなど。

ここでは、ウルトラ・ライト・ハイクを取り上げる。

ウルトラ・ライト・ハイクとは→水・食料・燃料を除いたバックパックの総重量が4,5キロ以下になるようにして山に行くスタイルを指す。一方でテント泊などでは総重量14~20キロにも及ぶ。

わたしも含む体力のない人にとって背負う荷物を軽くするのは、それだけで見たかった景色に近づける一番大切な作業だ。

衣服(ウエア)やザック(ギア)を軽さを基準にして選ぶと、体力がない「しんどさ」が減るだけでなく、今までよりも歩く距離や登る高度を上げられる、という利点がある。

わたしなどは、持ち物が軽くなった分、大好きな山野草を見つけ、撮影したりする「自然を楽しむ」余裕が生まれる。

とはいえ、登りの時は身体を支える相棒となる少々重たい登山靴を履くことも多いし、ザックの中には食料と言う名のお菓子がたんまり入っていることもあるんだ(笑)

• 最後に

これからも、心と身体の負担を減らす軽量化を続けて行くだろう。

まだまだ試行錯誤の連続。

暮らしの中で、わたしにとっての「ちょうど」を探すのが究極の目的。


「整える7」わたしの山道具収納術~山の予定が決まったらすぐに取り出せる優秀な道具たちをどう収納するか?【風景・山道具】

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「山に行きたいな」

そう思った時に、サッと気軽に山の道具を用意できるようにしておくのが山との距離を近くするコツのひとつだろう。

家の中での山道具の保管も、カビないようにいつも風通しよくしてきたつもりだ。

先日も、朝の市場での買い物の時、八百屋で市場かごを下げた男性のお客さんが、「この空いたりんごの木箱、どーするの?もらっちゃってもいい?」と、聞いていたんだ。

わたしは、耳ダンボでずうっとそのやりとりを聞いていたら、その男性は「この木箱に山登りの道具やキャンプの道具をとりあえず入れておくのにいいんだ」と言われていた。

な~るほど。

りんごの木箱に山道具を入れて保管か・・・。うん、いい。

                    ★

9月からの家中の不用品を整理して、売ったり、捨てたりして空いたスペースに我が家らしいキャンプや山道具の収納・保管をし風通しなど現在、検証中だ。

ある山の本で素敵な山道具収納スタイルの記事を見て、ハッとした。

DIYの世界だ。この記事ではツーバイフォーという角材と有抗ボードでDIYしたお手製の壁かけ山道具収納を作成したという。

部屋の穴を開けずに作れるから賃貸でも大丈夫よ。

                     ★

道具の定位置を決めておくことで忘れ物が各段に減らせる。

いつでも一緒に歩いてくれる相棒たちへの愛着も沸くし、次の山を目指すために道具を眺めているだけでニヤニヤ(笑)

                  ★

最後に

わたしの山道具の収納場所は、ザックの中。

ボンベ、コッフェルセット、サングラス、手袋、複数のカトラリー、ヘッドライト、コンパス、風よけの簡易リフレクター、ブランケットなどをザックの中に入れて収納している。(忘れ物防止)

これに、あとは行き先の地図(紙)や食材、水なんかを追加すれば山行の装備となる。

以前、上高地(標高1500m)の山開き(毎年4月27日)に参加した。4月も末だから何の装備も必要ないだろう・・・と、思って手袋、ブーツで雪原を歩いた。

雪原の状態は、山開きの時期でもまだ真冬。本当なら軽アイゼンやトレッキングポールも必須だった。

それがないが故の難行苦行(笑)

本来なら、大正池から梓川沿いに続く河童橋まで約1時間ほどで歩けるのだが、2倍の2時間を擁してやっと、ハイキングコースのゴールへとたどり着いた。

あれから、やっぱり適切な道具の必要性を肌身で感じている。

今日は、仕事を終えたら、安いカラビナを買いに行こう。カラビナをひとつ持っていれば、どこにでも荷物や自分の身さえも支えられるんだもの。(カラビナなどの山道具の話はまた次回に)

そう、こんな小さな道具もわたしはまだ、ぜんぜん用意できてないんだ。

トップの写真は、夫に10年前プレゼントした「時計付きカラビナ」だ。

今でも愛用の品らしい。毎日使うバッグに携帯している。

いいものをプレゼントしたよ(笑)

と、いうわけで今朝は山道具の収納と必需品を整える話を書いた。

かたずけは楽しいし、次の欲しいものが見つかる作業だ。

いつか、部屋の壁に道具の陳列をしれっと、やりたいものだ(笑)

明日は、「物の軽量化」の話を。

「整える5」旅はすべてプランニングから始まる~まず、頭の中のプランを具体的に書き出すことから始めよう♪【風景・旅の準備】

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この土・日で、12月近々の出かける予定を立てている真っ最中。

忙しい12月。仕事や家のアレコレをこなしつつ、ちょっと開きそうなところで「サッと」出かけたい。

あくまで、「サッと」が基本だから宿やキャンプ場の予約はせず、週間ウェザーニュースと首っ引きでターゲットの「日」を決める。

何しろ「旅」の基本はお天気だから。ここを外してはならないんだよね。

天気との折り合いがついたらそこから、行ける場所、行きたかった場所、泊まりたかった宿、見たかった景色、やりかたったアクティビティや、仕事の考慮、わたし達夫婦の体調の考慮など、頭の中の妄想を総動員してパズルのピースをひとつ、ひとつ埋めて行く。

一切の妥協はない。

だから、この仕込みにはかなりの時間がかかるから、仕事のない週末にやるしかない。

昨日も夕食後、3時間が見事にササア~~~と、溶けてしまった(泣笑)

今日も、色々と調べる一日になるだろう。

そして、自分たちに合わせた最高の計画「PLANING」が立てられたら、

昨日、買っておいた美味い「濃いめのボルドー」を開ける。

まだ、行ってもいないのに計画が完璧に立られたなら、すでに制覇!した気分(笑)

もう、この一杯を頂くために一生懸命になるんだ。

わたしの「旅」の目的は「まだ見ぬ景色を見て、撮影し、文章に残す」こと。

思いつきだけの「旅」(失敗も多々あり・笑)はもう何百回もやってきたからこそ、準備の大切さや自然との絶妙なタイミングを計る面白さにハマってるともいえる。

独自のプランニング方法を日常的に身に着けておくと、生活や仕事のリズムが各段に良くなるのは間違いない。

何となく、モヤモヤする・・・とかいう場合は、とりえず「旅」の計画=「PLANING」を立ててみることをおススメする。気分を整えるのに役立ててみて。

「旅のPLANING」とは~0円で気分の一掃ができる最高のアクティビティ

これだけで、スッキリとした気分になるハズよ。

「整える3」毎月、月初は焚き火の用意をする~焚き火に欠かせない8つの神器紹介♪【風景・焚き火の用具】

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すっかり焚き火にハマっている。

最近では毎月、月初に神奈川県愛甲郡愛川町での仕事の折り、「とくらや」で薪を買うのが楽しみとなっている。

昨日は、良く燃える杉材の束(450円)を買い、恒例の木材端切れの詰め放題を存分に楽しんだ。

お店の奥さんが、「これ引いて!」とくじ引き(当たれば2000円相当の何か)を勧めてくれた。見事にハズレ!てしまったのだが、手作りのフェザースティックをお土産に一本持たせてくれた。

着火の必需品。まるで魔法のつえ(笑)

※フェザースティックとは?→フェザースティックとは、木の表面を削って鳥の羽根(フェザー)のように毛羽立たせて、火が着きやすい状態に加工するテクニック。 ナイフと木、火種さえあれば着火剤を使わなくても焚き火ができるようになる。資料先;https://www.goodspress.jp/reports/258994/焚き火の隠れた楽しみ

着火剤を自分で創るという作品的感覚が生まれるのも焚き火の醍醐味だろう。

                   ★

焚き火を快適に楽しむために用意しなければいけないGoodが8つある。

焚き火台、焚き火チェア、防火マット、革手袋、なた、火ばさみ、薪キャリー、(火吹き棒)以上8点だ。

自作の焚き火台で火吹き棒を使うわたし。

今回は、快適に焚き火時間を過ごすために、揃えておきたい道具を紹介した。

(マッチやライター、火種になる着火剤、消化用の水などは言うまでもないので外す)

 ただ薪を燃やすだけではなく、「焚き火」を安全に楽しむためには、それなりに道具が必要になるのだ。

しかし、買った薪類を使うまでは車に「積んだ」まま。ちょっと良くないよね。第一重いし。でも、出して置いておく場所もない。

まあ、まず今月分は「整えた」

これで、次のキャンプでも焚き火三昧(笑)

「リベンジ消費」してる?~我が家はこれを買いました~別にリベンジじゃないし、高価じゃない買い物が楽しい♪【風景・リベンジ消費】

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先日、TVで「リベンジ消費してますか?」というあるニュース番組のコーナーをチラっと見たんだ。

若いOLさんが、「どこにも行けなかったからおしゃれしていない!」「そこで、ド~ンと買っちゃいました!」

「ダウンコート」を。

超高級ダウン「モンクレール」だそう。↓30万円強!

(モンクレール公式HPより)

すごい・・・。

ダウンコートの女性のあとは、車を買い替えた(400万円強)家を買った(数千万円)とか。

これって、コロナ禍で耐えて頑張ったご褒美じゃないんじゃない?ただのお金持ちの方々の消費を取材してるみたいだった。

そもそも、どーして、どこにも行けないからとか言って買うのかな?理解不能だ。

リベンジ消費=高級品を買うという公式になっちゃってると感じた番組コーナーだった。

                     ★

では、わが家はな~んにも買っていないのかと言えば、買っている(笑)

大き目の「焚き火台」と「焚き火チェア」を先週買った。ずっと欲しかったのだそう(夫)我が家にしては、大き目(40㎝×40㎝)なのだが、このサイズから価格が跳ね上がる。

清水の舞台から飛び降りる・・・ほどでもないけど、3回見に行ってやっと買った品。購入のポイントは「薪が悠々と乗せられる形と深さ」安定感だ。

さっそく、今日は仕事のやりくりをしリフレッシュ休暇を取って、いつもの「つどいの森」で、新しい「焚き火台」のお試しをしてきたんだ。

お天気が最高でも平日だからか、ディ・キャンプの人さえもまばらな状態。

しかし、火起こしするからあまり人がいないほうが好都合だ。

11時ぐらいから、お昼寝用にテントを建てて、新しい焚き火台をワクワクしながら組み、もうひとつのトライポットでは、お湯を沸かすためにこちらも点火。

完全な火遊び状態。

大きくなった分、一度に2つや3つの料理が作れる。

少し寒かったから焚き火で煮えたおでんが染みる~(チーズinハンバーグ、焼きブナピー添え、おでん、マシュマロを焼いて、コーヒー、ノンアルビール)これらを平らげて大満足じゃ。

料理が終わったら、焚き火を楽しむために大型の網は除いて使う。

道具は買ったらすぐ使わなけりゃね。

というわけで、「コロナ禍で我慢が続いたから高級品を買う」という流れが世間に流布していたのが驚きだったという話。

我が家のは、まったく「リベンジ消費」じゃないよ(笑)

休日は山飯&キャンプ飯を考える~焚き火や炭火でますます美味しくなる~意外な素材の取り合わせに思い込みを打破しよう♪【風景・山・キャンプ飯】

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11月は、キャンプ好きの夫に付き合って、海や里山、湖畔と毎週どこかしらでディ・キャンプをしてきた。真冬になる前のアクティビティだ。

そこで、熱を入れて用意してきたのが、「山で食べるご飯」や「キャンプで食べるご飯」だ。

おもに山でご飯を作る時の燃料はガスバーナー一択だ。一方で、キャンプの場合は、木炭だったり、薪だったり混合だったりする。

山では、食べるのを楽しむというより、あくまでも空腹を速攻で満たすためのものだと感じている。そして温かいものを食べて登山への鋭気を養うのが大筋の目的だ。

そこへ行くと、キャンプご飯は、明らかに食事を楽しむためにやるものだ。

焚き火を楽しむためにやるキャンプ。

炭火の料理を楽しむためにやるキャンプ。

さらには焚き火を利用したダイナミックな焼き料理や煮込み料理など。バリエーションもいくらでもあるし、メニューも10人いたら10通りだ。

今、ハマっている You Tube動画はこれ!

山と渓谷社から出版されている書籍の動画だ。

フライパンで山ごはん シンプル・簡単なレシピ90

ちょっと地味だけど、おしゃれでやったことないレシピばっかり。

ごぼうとアサリのオリーブオイル煮とか。ごぼうの処理の仕方がとっても新鮮だ。

手でポキンとサバ折り(笑)して、また、さらにポキンと半分に折って、手で軽く裂いて行くんだ。

あんなの見た事ない!

しかし、人の手の動画って見ていてすごく面白くて、ハマっちゃった。

で、次のディ・キャンプではおもに、夫の作成中の二次燃焼ストーブをテストしたり、新しく買ったもののお試しをする予定。

だから、メニューも簡単に3品ほど作ろうかと考えている。

例えば、ハンバーグ好きの夫のために「チーズinハンバーグ デミグラスソース」これはフライパンで焼く焚き火料理。

普段と同じ作り方や味つけでも焚き火で焼くとめっちゃ美味しい。付け合わせの野菜はどーするかな?冷蔵庫にあるもので決めよう。

ハンバーグを焼きながら、トライポットでは炭火と薪のミックスで火を起こし「大根と卵とちくわのおでん」を煮る。

デザートはキャンプの定番、「焚き火で炙るマシュマロ&チョコレートコーティング」など。

これだけでおなかいっぱいよ。

後は、深煎りブラジルコーヒーで〆れば完璧な我が家の外ご飯だ。

平日は仕事に忙殺されてるんで、週末、頭を空っぽにしてひたすら山飯やキャンプ飯を考えて買い出しするのが最高に楽しい。

何ごとも準備が大事。

でもね。「みたらし団子の豚バラ巻き」はつくらないよ(笑)

ホットサンドメーカーでもできる。

外は豚バラがカリっと、中は団子がもっちもち~~~!

こりゃ、美味いハズ。

とあるキャンパーさん情報では、付け合わせはショウガのガリが合うそうだ(笑)

先週のTV「男子ごはん」では、豚バラ巻く前にシソの葉を巻いていたっけ。

興味の湧いた方はぜひ、お家のフライパンでやってみて。

レシピの引用先→https://cookpad.com/recipe/4637787 みたらし団子の豚バラ焼き

やっぱり、わたしもやろうかな。

さっそく、次のディキャンプでやってみようと思う。

来年やりたいことを思いつく~「行ったことのない街を歩く」~どれだけ訪れることができるかな♪【風景・国内旅】

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来年、やりたいことのひとつに「行ったことのない街を自分の足でぶらつく旅」というのを思いついた。

目的地の山や宿に着いたら、その周辺の街を知るために自分の足で歩きたい。路地や裏道とか歩けるだけ歩き回って、その街のカタチを知るなんていうのがやりたい。

乗り物ばかりの移動じゃあ、なんだか貨物になった気分だし(笑)

そうならないためにも、せっかく出向いた街をひたすら歩くんだ。

歩けば、街の方からこちらに寄り添ってくるようなデジャブ感(行ったことがなくてもなぜか知っている感覚)が湧くだろう。

要するに親近感ってもんかしら。

                  ★

昨日、駅の構内に山梨県の観光大使・ゆるキャラ「ひしまる」がデーンと居た。呼び込みに一生懸命のひしまる(笑)

それは、石和(いさわ)温泉をはじめ、笛吹(ふえふき)市のフルーツを紹介するイベント。

ひしまるが手招きするもんだから(笑)わたしも電車に乗る足を止めて、山梨県の観光ガイドやパンフレット、桃ジュース、サラダせんべい、ハーブキャンディー、桃の入欲剤、武田神社のタオル、山梨県の見どころが刷り込まれたファイルなどが入ったお土産をもらうために行列に並んだ。

全部もらってアンケート記入してもたった5分。

🍑ジュースが美味しい。

石和温泉の旅館の女将もキャンペーンに馳せ参じていた。出会いがしらに「石和はこちら(八王子市)とはお隣りの仲でしょう?仲良くしてくださいね!」と。

わたしも唐突に言われたから生返事で「ええ、子どもの頃から何度も行ってます。あの石和の温泉の質が大好き!とろりとしてるでしょ!」と返したら、女将はたいそう喜んでくれたのだ。

お肌の衰えを感じている人は、一度騙されたと思って「石和温泉」のお湯に浸かってほしい。萎んだ、痛んだ肌がみるみるふっくらしてくるから。

リップサービスじゃなくて本当なのだ。わたしの親族はみな、石和温泉には随分お世話になってきたんだもの(笑)

とまあ、ほんの数分だったけど、何となく旅情を思わせる出会いだった。

                   ★

話を戻そう。

この2年の間、コロナで著しく行動制限を受け続けてきた。第6波にもまだまだ不安があるけど、まだ見ぬ山や街へ出かけられるなんて、喜びははかりしれない。

先日も山梨県の山中湖村に行ったけど、街らしい街を歩くことは叶わなかった。

山に登る場合は、「ふもと泊」を次は入れよう。とか、

こんなことばっかり考えながら仕事で電車を乗ったり下りたり。

2022年は「知らない街に行って自分の足で歩く旅」をする。

知らない山や街の「絶景」に出会えるかもしれない、

初めて行く山や街を「自分の足でしっかりと歩く」ぶらり旅。

まだ、な~~んにも決めてないけど、ワクワクするね。

やっぱり「旅」ってすてき。

秋冬の小さなキャンプは椅子から始める~「椅子」と「飲み物」と「小さなテーブル」~お気に入りの場所での外遊びが楽しい♪【風景・冬の外遊び】

【ブログ新規追加549回】

先日、西湖の湖畔でアウトドア入門に最適な「チェアリング」をやった。(この言葉、最近知ったばかり)

実際はディ・キャンプをしたあとの話。

森や湖の夜は早い。暗くなる前、午後4時にはテントなどのキャンプ道具を撤収した。

椅子と小さなテーブルと薄暗いのでランタンだけ残して車に積み込んだ。

西湖では、夕焼けと皆既月食を見るために湖畔の先端に椅子と小さなテーブルとランタンを持ってしばし、場所選びをしながらブラブラと散歩。

同じように湖畔の先端に椅子を持ち込んで、肩を寄せ合って湖を眺めるチェアリングするカップルもいた。

素敵すぎる。

この「チェアリング」という言葉を知ってから、車にいつも「椅子」と「小さなテーブル」は入れておこうと思っている。

ちょっといい場所を思い出して行ってみた時に、車に積んでおいた椅子を出して景色を眺められたら最高だよね。

きっと、物語はこうして生まれるんだろう・・・(笑)

狙いは人がいない・少ない場所。眺めが素晴らしい・騒音などない靜かな場所。

こだわって選んだの(笑)

• チェアリングとは

「チェアリング」とは、山や湖、海など季節折々に楽しめる自然のある場所、またはお気に入りの場所に「椅子」「飲み物」「小さなテーブル」など、大掛かりな荷物ではなく、コンパクトな物を少しだけ持って行き、思い思いにアウトドアを楽しむことをいう。

野外に軽量かつコンパクトに持ち運べる椅子、保温ポットに入れたコーヒーや読みたい本や写真撮影なんかを楽しむのが「チェアリング」の醍醐味。

できれば、低山の山頂、眺めの素晴らしい場所であれば文句なし。ただ、風が強いとねえ(泣笑)

そうなると、湖畔とか林間とかが最適なのかもしれない。

水もに写る紅葉、柔らかい午後の日差しの中で持っていったポットのコーヒーを飲みながらブランケットを膝にかけてくつろぐ。

もちろん、車の心配がないのならお酒もありだろう。

テントもタープもいらない、椅子とテーブルだけの小さなキャンプ。

だだっ広いところに身を委ねるだけで「気分転換」するのは間違いなしよ。

これこそ、普段使いの非日常を楽しむ、ちょっとしたコツじゃないだろうか。

キャンプやってみたいけど、

何だか、流行ってるとね、

気後れしちゃうのね~~~といった人には

チェアリングがおすすめ。何しろ、アウトドアの椅子を買えば、それでOK。今では100均にも売ってるもんね。

また、憧れ?の「Coleman」とかの椅子だって2000円を切る安さでホームセンターで売ってるよ(笑)

「椅子」「保温ポット&ステンレスマグ」「小さいテーブル」これだけあれば、チェアリングができちゃう。

食わず嫌いじゃあ、もったいないから、ぜひやってみて!

落葉のいっぱい落ちている場所とか素敵。思い思いのチェアリングを楽しみましょ。

「西湖・福住オートキャンプ場 山梨県」波のない靜かな湖畔の小さなキャンプ場【風景・オートキャンプ】

【ブログ新規追加544回】

富士五湖のひとつ、西湖の超穴場ともいえる小さな湖畔のオートキャンプ場に行ってきた。

緊急事態宣言が明けた現在、関東近郊のキャンプ場はどこも予約でいっぱい。

キャンプブームかあ・・・。

それでもスノーピーク社長の記事によれば、今年2021年は、全人口の約7%がキャンプやそれに伴うアウトドアを趣味にしているという統計があると。

たった7%!少ないじゃん!と思ったら、流行しているかどうか?の目安は全人口の3%だというのだ。

だから、すでに7%をさらに超えるブームならば流行間違いなしってわけ。

何が、言いたいのかと言えば、キャンプ場の予約が取れない、または、取れにくいのだ。

そういった時、わたしが良く取る方法は「予約なし」で利用できるキャンプ場を選び攻略するのである。

その攻略の絶対的なポイントは「早く行く」これしかない(笑)

誰よりも早く現地に着くことだ。あとはキャンプ場の指示を待てばいい。キャンプ場にもよるが、先着順でどんどん入るところもあれば、渋滞対策で順番のチケットを指定時間に配布するとことろもあるそうだ。

で、昨日わたし達が利用した「西湖 福住オートキャンプ」(デイキャンプで利用時間は17時まで・注;湖畔から富士山は見えない)は、な~んの縛りもなく、ただ好きな時間に行って、適当な場所が空いてれば、そこに車を停めてキャンプをするだけだ。

管理人さんが、お昼ごろ湖畔のテントやタープなど設営場所をグルっと回って「あなたは泊まり?日帰り?」と聞き、その場で集金するシステムだ。

昨日も、その優し気なおじさんは「日帰り?だったら、18時にお帰りで大丈夫よ!」と。

わたしは「えっ?17時じゃないんですか?」と聞き直したら、おじさんは「キャンプ自体は17時までで、撤収はそれからでいいから!」と、優しいお言葉。

要するに夕方の焚火や、暮れなずむ夕日が素晴らしい富士五湖を存分に「堪能」して欲しいという計らいなのかも。妄想が激しいね(笑)

で、実際に昨日は、素晴らしい夕焼けが見られたんだ。おじさん、ありがとう。

料金だが、ディキャンプの場合は(一人700円、車代500円)で1900円支払った。滞在7時間で驚きの安さ。

                ★

明神山から下山後11時に到着した。

河口湖・西湖 の湖北ビューラインという富士山を眺めながらドライブできる道路沿いに「福住オートキャンプ場」はあった。

途中、河口湖「紅葉回廊」の素晴らしい紅葉も眺めながらのドライブは最高!

到着後、湖岸に車2台分ぐらい開いたスペースを見つけてすぐに設営を開始。今回はディキャンプのフル装備を積んできたので設営に少し時間をかけた。

お腹が空き空きで、大きなマルゲリータピザを急いで炭火で焼く。それを頬張りながら段々かたずけが済んで落ち着いた「我が家のにわかリビング」でくつろぐ。

スーパードライのノンアルが美味い(笑)

今日は、ずうっと前に買っておいたダッチオーブンで「かぼちゃの蒸焼き」を作った。

オリーブオイルと岩塩だけの超シンプル料理だ。10分ぐらいでほっくほくの出来上がり。このかぼちゃの蒸し焼きを食べつつ餃子や厚切りカルビを焼いたりドリップコーヒーを淹れたり。

一通り食べたら、待ちに待った「お昼寝」だ。

今日はテントの中にコットをひとつ、厚手のシートと寝袋の寝床をひとつと、二人分の休憩場所を作った。

朝5時に家を出発してからの旅路を思い起こしていたら自然と眠っていた。しかし、驚くほど靜かだ。

キャンプ場のテントは10張りほど。平日だからか、お子さんはまったくいない。ソロのおじさんや、若者。またはカップルか夫婦。

みな、それぞれの好みのギアで設営していた。はじめて「鎌倉天幕」のソロリストやhide out C2の設営風景を見た。 
なんてかっこいいんだろう。

ここは、平日ゆっくりと大人の靜かなキャンプが楽しめる穴場なんだと知った。

で、一時間寝て起きた時、テントの中から撮った写真はこれ↓

ああ~そうだった。湖に来てたんだ。

こんな風に非日常を過ごすのが「大人の休日」なんだろうね。

さて、昨日は皆既月食が夕方16時20分から始まると聞いた。

湖で月食を見られたらいいと願いながら、少し寒くなってきた湖畔を夫とぶらぶら歩く。椅子とランタンを持って移動した。

月食は湖畔からは見られなかった。しかし、燃えるような夕日を見ることができて満足しながら撤収。無事に帰宅した。

一日中、自然の中に身を置くと、小さな悩みはほぼ消滅する。

そして、心の底から活力が沸き上がってくるんだ。

自然の力を借りながらしなやかに生きて行こうと思った「秋ディキャンプ」の話。

「明神山 みょうじんやま 標高1291m」雲海をみるためにパノラマ台へ登る~山梨県山中湖村にて【風景・富士五湖登山】

【ブログ新規追加543回】

山中湖パノラマ台から30分ほどで絶景の頂きへ。

晩秋から初冬にかけて黄金に輝くすすきが見頃を迎えていた。

晴れ渡った空へ、黄金の野原が広がる。

                ★

富士五湖登山をご存知だろうか?

富士山を取り囲む山々にはうってつけの名山が数多くある。気軽なハイキングが楽しめる山があれば、本格的登山が味わえる山もあるのだ。

そして、極めつけは「どの山からも壮大なスケールの富士山が見られる」ことだろう。

で、今朝は、山中湖パノラマ台に早朝7時に出向いた。

驚くほどの「絶景」

それは、クジラの「形」をした山中湖湖面と山中湖村を覆い隠す「雲海」に圧倒される一時だった。

パノラマ台まで、下界の霧の中の運転は怖い!の一言。だって1m先さえまったく見えないほどの深い霧だったんだもの。

尚、パノラマ台までは車で行ける。7~8台ほどしか停められない無料パーキングがある。

パノラマ台の標高はすでに1000m。明神山の山頂へは、このパーキングの中にある登山口から300mほどの急勾配をすすきの林を登ってゆくんだ。

                   ★

さて、今回の「明神山」登山では、頂上を目指さなかった。理由は、早朝の登山道に延々と積もる「霜柱」の道がダメだった。

300m弱の登山道がすべて霜柱となっていると現地の方から聞いた。

早朝は常にマイナス気温だ。

しかも、今日は大変な秋晴れ。下山時には気温も上昇し、滑りやすい足元に怖くてとても登山を楽しめる心境じゃなかったんだ。先を登る夫に「リタイアしよう!」と提案し、瞬く間に承認されたのだ(笑)

山頂を目指さない理由は2つある。一つは明神山はほぼ変化のない、すすきの群生地からなる稜線を歩く。であればパノラマ台の絶景で充分だと気がついた。

もうひとつは、今日、明神山のあと、富士五湖でのディキャンプを予定していたから。

今日は、1100mぐらい登ったが、ほとんど遮るものなど何もない。ただあるのは「まばゆい太陽の光」を存分に浴びる己だった。

最後の一枚は、「朝7時過ぎに雲海を眺めながらコーヒーとコーンスープを淹れる」

さて、明日はオートキャンプのレポートを書く予定。

では、おやすみなさい。